ソフトB 4割クリーンアップだ!19年ぶり10勝一番乗り 

[ 2014年4月16日 07:08 ]

<ソ・楽>7回無死、右越え二塁打を放つ李大浩

パ・リーグ ソフトバンク4-1楽天

(4月15日 ヤフオクD)
 このクリーンアップの前に走者を置けば、誰かが打つ。ソフトバンクのこの日の主役は4番の李大浩(イ・デホ)だ。初回1死一、二塁から外寄りの速球を中前に先制打。「最初のチャンスで点を取れたのは良かった」と喜んだ。

 第1打席で安打が出ると「集中力が高くなる。もっと打ちたくなる」と3、5、7回は3打席連続の二塁打。来日4度目となる1試合4安打で打率を一気に4割に押し上げた。13日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で待望の移籍初アーチが出たが、一発を狙わずにコンパクトな打撃を心掛けた。「ホームランが出たので、ヒットを打つことに集中していた。お立ち台は最高ですね」。3万人近い観衆には「ありがとうございます」と日本語で応えた。

 チームは今季初の4連勝で、ダイエー時代の95年以来、19年ぶりの両リーグ10勝一番乗り。開幕15試合目での到達は05年以来9年ぶりだ。2安打の3番・内川は打率・424、5番・長谷川は・423で、李大浩との「4割クリーンアップ」で打率トップ3を独占した。「楽に打席に入ることができる」と相乗効果を口にする4番が、16日は楽天のルーキー・松井裕に重圧をかける。

 ≪3チーム両リーグ10勝一番乗りは史上初≫パ首位で並ぶソフトバンク、オリックスがそろってリーグ10勝一番乗り。パで2チームが同日に一番乗りしたのは、97年のオリックスと日本ハム以来17年ぶり。この日はセでも阪神がリーグ一番乗りの10勝目。同日に3チームが両リーグ10勝一番乗りとなったのは史上初めて。

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2014年4月16日のニュース