バレ 先制打で来日300打点「知らなかった」

[ 2014年4月16日 05:30 ]

<ヤ・巨>初回、バレンティンは左前適時打を放つ

セ・リーグ ヤクルト8-4巨人

(4月15日 静岡)
 自己最長の5試合連続本塁打はならなかったヤクルトのバレンティンだったが「チームが勝てば全く気にならない」と穏やかな表情で振り返った。

 アーチは描けなくても、4番の仕事は果たした。初回1死一、三塁からセドンのチェンジアップを左前に運ぶ先制の適時打。これが来日4年目で通算300打点目となった。記念の一打は「知らなかった」というが「本当にうれしい。もっと上を目指したい」。誰よりも勝利を欲する主砲は「本塁打にかかわらず打点と安打を目指してチームのためにがんばりたい」と頼もしかった。小川監督は「あす(16日)勝てば、きょう勝った意味合いが大きくなる」と勝ってかぶとの緒を締めた。

 ▼ヤクルト・秋吉(中継ぎに配置転換され、7回の1イニングを8球で3者凡退)ゼロに抑えることだけ考えた。チームに流れを持ってこられたのでよかった。

 ▼ヤクルト・山本哲(今季初勝利)先頭に四球を与えたのは駄目だが、ゼロに抑えられてよかった。

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2014年4月16日のニュース