オリックス痛っ!糸井、右脇腹痛で途中交代…今季初の連敗

[ 2014年4月14日 05:30 ]

<ソ・オ>初回1死二塁、一飛に倒れる糸井

パ・リーグ オリックス1―4ソフトバンク

(4月13日 ヤフオクD)
 オリックスにとって痛すぎる黒星となった。ウルフを打ち崩せずに今季初の連敗。ソフトバンクに同率1位に並ばれた。ただ、それ以上に痛かったのが、2回の守備から途中交代した糸井だ。

 球団は「スイング中に右脇腹に違和感があったため、大事を取って交代した」と発表。2月のキャンプ中に痛めた右脇腹痛の再発で、試合中に球場を離れてホテルでアイシングなどの治療を受けた。糸井は「大丈夫です。大事を取って…です」とだけ話し、森脇監督も「火曜日(15日の日本ハム戦)は大丈夫」と、出場選手登録の抹消を否定したが、予断は許さない状況だ。

 通常、脇腹は回復するまでに時間がかかる部位といわれ、2月の離脱中も球団は軽症と発表していながら、オープン戦復帰まで約1カ月かかった。森脇監督も当時は「やっかいな箇所だから、慎重にやらせている」と説明。今回も、ひと晩たった14日に違和感が強まっていれば登録抹消は避けられない状況で、経過を見守ることになった。

 糸井を欠いた打線は、ウルフから1点しか奪えなかった。平野恵をプロ初となる5番でスタメン起用するなど新打線で臨んだが、「きょうはかみ合わなかった。かみ合わせるのがぼくの仕事だから、準備が足りなかった」と指揮官も肩を落とした。

 日替わり打線で戦えるのも、チームの核となる糸井がいてこそ。打率・368、3本塁打と首位快走のチームを支えてきた男が離脱となれば、相当の痛手だ。首位とはいえ、不安の募る状況になった。

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2014年4月14日のニュース