ベテラン関本 天敵・山口を初球打ち「何年も打ってないので…」

[ 2014年4月13日 17:27 ]

<神・巨>延長10回裏2死満塁、サヨナラ打を放った代打・関本(中央)に駆け寄る阪神ナイン

セ・リーグ 阪神2―1巨人

(4月13日 甲子園)
 プロ18年目のベテラン、関本の一振りで阪神が延長戦にケリをつけた。

 巨人との伝統の一戦は1―1のまま延長戦に突入。10回裏、2死満塁で代打として打席に入った35歳の関本が初球を思い切り振り抜いた。打球は三遊間を抜けて左前へ。巨人戦3タテを決めるベテランのサヨナラ打に、ベンチを飛び出したナインが歓喜のジャンプでヒーローを出迎えた。

 「最高です。皆がつないでくれたチャンス。何でもいいからいってやろうと思ってた。自分のところで決められて良かったです」。巨人のマウンドには苦手の左腕・山口。「ここ何年もヒットも打ってないので必死な気持ちで打席に入った」という思いがバットに乗り移った。

 5連勝で、2位浮上。8月に36歳になる関本は「1戦1戦また頑張るのでまた応援よろしくお願いします」と話し、スタンドから大歓声を浴びていた。

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