オリックス　エース金子で負けた…森脇監督「きょうは相手が上」

＜ソ・オ＞５回２死二塁、本多に適時三塁打を浴び天を仰ぐ金子

パ・リーグ オリックス１－７ソフトバンク

（4月12日 ヤフオクＤ）
　首位攻防第１ラウンドをエース金子で落とした。５回に本多、今宮に連続適時打を浴びての逆転負け。オリックスの森脇監督は「金子といえど、いくつかのピンチを迎えると思っていたが、きょうは相手が上だった。完敗」と肩を落とした。

　ミスミス流れを手放した。１点リードの５回無死一塁、打者・伊藤はバスターエンドランを敢行も三ゴロ併殺打。直後の守りで逆転を許した。「低めを意識して、腕が縮こまってしまった」と金子はうなだれた。

　昨年まで同僚だった李大浩（イ・デホ）を４三振に仕留めるなど１１三振を奪い見せ場はつくったが、１０安打も浴び７回３失点。「次にまた当たる。きょうのようにならないようにしたい」と雪辱を誓った。

　糸井と平野恵を展開によって中堅と右翼で入れ替えるなど、執念を見せた指揮官も「相手が強いチームと自覚して戦っている」と、戦力差を見せつけられた形となった。