明大・山崎 頭脳的投球で東大斬り 7回0封 打っても3ラン

[ 2014年4月13日 05:30 ]

<東大・明大>明大・山崎は7回を3安打無失点

東京六大学野球第1週第1日 明大7―0東大

(4月12日 神宮)
 東大打線に対し、明大・山崎が頭脳的な投球を見せた。7回を投げ奪った三振は6と少なかったが、最速147キロの直球を見せ球にしながら、カットボールなど変化球で打たせて取った。

 早打ちを見越しての配球で「東大は振ってくる選手が多いので、いかに変化球を低めに集められるかだと思った」と振り返った。狙い通りに無四球、球数は89球で余力を残して降板した。

 得意の打撃でも魅せた。2―0の8回2死二、三塁で、右翼席に運び試合を決めた。リーグ戦1号に「全力で走っていたら、入っちゃいました」と無邪気に喜んだ。2、4回の単打と合わせて3安打。「二刀流」の働きで3季連続優勝を狙うチームを勢いづけた。リーグ現役最多の通算17勝目を挙げた左腕に、善波達也監督は「福也は(続投させても)きっと完封してくれていたでしょう」と目を細めていた。

 ▼明大・真栄平(リーグ戦初安打を含む3安打1打点)3年間安打が打てていなかったのでうれしい。ホッとしている。

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2014年4月13日のニュース