マエケン 右肘の張りで突然降板…メジャー球団熱視線も

[ 2014年4月12日 16:11 ]

<広・中>力投する広島先発の前田

セ・リーグ 広島5―0中日

(4月12日 マツダ)
 昨オフに将来的なメジャー移籍希望を表明した広島・前田健が12日、中日戦(マツダ)に先発。スタンドでは、前広島監督のマーティー・ブラウン氏や、ブラウン監督時代に広島の通訳だったレンジャースのジョー古河スカウト、ダイヤモンドバックスのマック林環太平洋担当ディレクターらが熱視線を送った。

 このうち、今年からナショナルズの環太平洋地域コーディネーターを務めるブラウン氏は、指揮官として入団直後の2年間指導した右腕について「色んな球種を持っており、しっかりアウトが取れる。投球術が成長した」と語った。

 ただ、その前田健は右肘の張りを訴え、5回で降板。66球を投げ、1安打無失点4三振1四球と好投していた。初回は制球がばらつき、2死一、三塁とピンチを招くも、後続を断った。2回以降は、多彩な変化球で中日打線を翻ろうし、得点を許さなかった。

続きを表示

2014年4月12日のニュース