ダル 8回1安打無失点の快投も 援護なく勝ちつかず

[ 2014年4月12日 11:35 ]

アストロズ戦の12回、サヨナラ勝ちしガッツポーズでベンチを飛び出すレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ1―0アストロズ

(4月11日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュが11日(日本時間12日)アストロズ戦に先発した。本拠グローブライフ・パークの開場20周年記念試合。94年の4月11日、ブルワーズ戦(3―5で敗戦)から歴史が始まった。

今季最長本拠地10連戦の初戦。先発の柱としてフル回転が求められる右腕は前日「(自分が)リーダーというよりも、登板を飛ばさないよう体調を整えるだけ」と話していた。

 初回から5回まで1人の走者も許さない。3回途中から4回まで5者連続三振を奪うなど、圧巻の投球を見せた。

 6回先頭のドミンゲスに初安打を許したが、後続をなんなく料理。7回2死から初めて四球を出すが、5番・カーターを中飛に打ち取った。

 8回101球を投げ、9三振を奪い、1安打を許しただけの快投を見せたが、打線の援護がなく0―0で降板。勝ち負けはつかなかった。

 試合は両軍無得点のまま延長に突入。12回、レ軍のチリノスの適時打でサヨナラ勝ちした。 

 ▼ダルビッシュの話 (5回までの無安打は)全く意識してなかった。打たれてもその後、点を取られないようにと思っただけ。球も結構走っていたし、こういう投球が毎試合できればいいなと思う。

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