野上 7回2失点、粘って開幕2連勝も「いいところはなかった」

[ 2014年4月9日 23:31 ]

ソフトバンクに勝利し、ファンの声援に応える西武・木村(左)と野上

パ・リーグ 西武6―3ソフトバンク

(4月9日 西武D)
 西武の野上は持ち味の粘り強さでチームの連敗を止めた。7回で6安打4四死球と苦しみながらも2失点にまとめた。自身は開幕2連勝を飾ったが「いいところはそんなになかった。勝ったのは先制点をあげなかっただけ」と謙虚に受け止めた。

 カーブの制球に苦しみ、球種を絞っての投球だった。積極的に内角を攻めて要所を締め「自分の責任を果たそうと思った。(ソフトバンクとは)今シーズン初対戦だったので、次は違う形になると思う」と浮かれる様子はなかった。

 ▼十亀(前日に抑え失敗の守護神が九回を締める)「次の日に(不安を)払拭できて良かった。(8回に)2点取ってもらって余裕ができた」

 ▼栗山(8回に適時三塁打)「走者を進めること、コンパクトに振り抜くことを考えて打席に入った」

続きを表示

2014年4月9日のニュース