ダルビッシュ7回無失点6K!今季初登板で初勝利「出来過ぎ」

[ 2014年4月7日 05:45 ]

レイズ戦に先発で今季初登板し、7回を7安打無失点、6奪三振で勝利投手となったレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ3―0レイズ

(4月6日 セントピーターズバーグ)
 レンジャ-ズのダルビッシュは6日(日本時間7日午前2時40分開始)のレイズ戦で今季初登板。7回89球を投げ7安打無失点6奪三振1四球で今季1勝目、メジャー通算30勝目を飾り、チームの連敗を2で止めた。

 首の寝違えで開幕投手を回避したダルビッシュ。実戦は3月16日のホワイトソックス戦以来21日ぶりだったが、エースとしての役割をしっかり果たした。初回から毎回、安打を許しても、要所を締めて得点を与えない。6回、7回には先頭打者に二塁打を打たれるピンチを背負ったが、後続を打ち取った。

 「40何日投げていないこともあったし。心配していない。自分の仕事をすることしか考えていない」。今季初登板に向け、日本ハム時代の09年日本シリーズ第2戦で42日ぶりの登板で勝利投手となった例を挙げ、自信をのぞかせていた。その言葉通り、結果でベンチの期待に応えてみせた。

 そんなエースの粘投にようやく打線が応えたのが8回だ。2死一塁からアンドラスが左翼スタンドに今季1号2ラン。ベンチで戦況を見つめていたダルビッシュも、均衡を破る値千金の一発を放ったアンドラスの頭を叩いて出迎え、興奮気味に喜びを表した。

 レンジャーズは9回にも1点を追加すると、そのまま零封リレーで逃げ切った。

 ▼ダルビッシュの話 出来過ぎじゃないか。これだけ投げてなくて7回も投げられたので良かった。(ピンチでは)あまり力まず、コースだけを気を付けて、1点はいいやという気持ちで投げた。

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