大瀬良デビュー戦白星ならずも…広島、堂林弾で延長サヨナラ勝ち

[ 2014年4月2日 22:43 ]

<広・ヤ>プロ初先発の広島・大瀬良

セ・リーグ 広島4―3ヤクルト

(4月2日 マツダ)
 広島のドラフト1位右腕・大瀬良のプロ初登板初勝利は、あと2アウトでスルリと逃げた。7回2失点でマウンドを降り、1点リードのまま迎えた9回、守護神ミコライオが1死満塁から森岡に痛恨の同点打を浴びた。それでもチームは延長12回、堂林のサヨナラ本塁打で連勝。ルーキーはナインとともに歓喜した。

 ルーキーらしからぬ堂々とした投球だった。初回、プロ第1球は外角低めへの146キロストレート。先頭の山田を5球目のカットボールで捕邪飛に打ち取ると、2死からミレッジに中前打を許したが、バレンティンを三ゴロに仕留め、上々のスタートを切った。

 2回以降も抜群の制球力で連打を許さず、5回まで無四球、許したヒットは3本。奮闘するルーキーに、打線は初回にキラの中前適時打で先制。2回にはエルドラッドの左中間3号ソロと、援護した。

 だが、6回。1球の怖さを思い知らされた。1死後、雄平を初の四球で出すと2死後、バレンティンに外寄りのストレートを強振され右中間へと運ばれた。初めて許した長打が同点2ラン。試合を一気に振り出しに戻された。

 それでも大瀬良は粘った。7回を116球で投げ抜き5安打2失点。その裏の攻撃で代打を送られ“お役御免”となったが、その代打・岩本の四球から1死満塁のチャンスをつかみ、キラの二ゴロの間に勝ち越し点を奪った。

 勝利投手の権利を手にしベンチで戦況を見つめた大瀬良。願いは届かず、プロ1勝は次回以降に持ち越しとなったが、最後に最高の瞬間が待っていた。延長12回1死、堂林が右越えに今季1号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝利を飾った。

 ヤクルトは先発・古野が6回2失点。打線は9回に同点に追いつく粘りをみせたが、最後はバーネットが痛恨の被弾で、3連敗となった。

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