松井裕 黒星デビュー…6回5安打3失点、打線の援護もなく

[ 2014年4月2日 17:31 ]

<楽・オ>初回2死三塁、ペーニャに適時打を浴び舌を出す松井裕

パ・リーグ 楽天1―7オリックス

(4月2日 コボスタ宮城)
 楽天のルーキー松井裕樹投手(18)が2日、コボスタ宮城でのオリックス2回戦にプロ初登板初先発し、6回を投げ、5安打6三振5四死球3失点だった。球数は112球。打線の援護にも恵まれず、3点ビハインドで降板。球団初の高卒新人初登板初勝利はならず、負け投手となった。

 初回、先頭打者のヘルマンに対し、プロ第1球は142キロの直球。2球目の直球を左前に返されるが、続く平野恵を捕邪飛。3番・糸井の打席で暴投とし1死二塁とするが、148キロの直球で見逃し三振に。それでも2死三塁から、続くペーニャに左前適時打を浴びて1点を献上。6番・高橋は144キロの直球で空振り三振に仕留めた。

 2回は先頭の7番・ベタンコートを投ゴロに抑えたが、続く安達を死球、さらに伊藤を四球で歩かせて1死一、二塁に。それでも、ヘルマンをスライダーで空振り三振に仕留めると、続く平野恵を遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 3回は先頭の糸井に左前打を許すが、ペーニャを二飛、谷を空振り三振、高橋を中飛に仕留め、得点を与えず。

 4回、ベタンコートを三ゴロ、安達を左飛、伊藤を中飛に打ち取り、初の3者凡退に。

 5回は先頭から連続四球、糸井の左飛で1死一、三塁。さらにペーニャの打席で暴投として1死二、三塁と走者を背負ったが、ペーニャ、谷を連続空振り三振に仕留めピンチを切り抜けた。

 6回、1死から、7番ベタンコートに中前への来日初となる安打を許すと、続く安達の左越え適時三塁打で1点を与え、続く伊藤のスクイズでさらに1点。この回2点を失った。

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