谷繁 格別!スタメン出場初勝利 兼任監督ならではの複雑な感情も

[ 2014年4月2日 06:15 ]

<神・中>8回2死一、二塁、3ランを放った代打・野本(左)と喜びを爆発させる谷繁(中央)。右は大島

セ・リーグ 中日10-0阪神

(4月1日 京セラD)
 藤浪を打ち崩した。中日は昨季3度の対戦で0勝1敗、対戦打率・152と封じられた右腕を8回に攻略。今季初の2桁得点となる10点を奪い、守っても2試合連続零封勝ちという結果に中日・谷繁兼任監督は「みんな少しずつ、体が動いてきたね」と目を細めた。

 試合を決定づけたのは2―0の8回だった。森野の左犠飛、和田の左前適時打で2点を奪い、藤浪をKO。なおも2死満塁とし、谷繁兼任監督が打席に向かった。2ボール1ストライクからの4球目。金田の外角高めの141キロ直球を捉え、中前に監督就任後初打点となる2点適時打を放った。「いい形でつないでくれたので自分もつなぐ気持ちで打った。いいよ、俺の初打点は…。おまけ、おまけ」と照れたが、この一打で勢いに乗った打線は打者11人の猛攻でこの回7点を奪い、試合を決めた。

 開幕1、2戦目の広島戦(ナゴヤドーム)はスタメンで出たが、通算7打数1安打で3三振。チームも連敗を喫した。そこで自身の先発落ちを決断。後継者として期待する5年目の松井雅を起用し、3戦目で監督初勝利を挙げた。だが、松井雅が2安打2打点と活躍したこともあり「経験したことのない感情だった」と複雑な心境を吐露していた。

 だが、4試合目はスタメンに復帰し、勝つという兼任監督としての仕事を全う。ほぼベンチで過ごして手にした監督初勝利のときよりも、指揮官はうれしそうだった。

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