ユーキリスという男 日本語は「驚異的なスピードで習得中」

[ 2014年3月30日 07:59 ]

<西・楽>6回無死、左越えにソロ本塁打を放ち、松井稼(左)とタッチを交わすユーキリス

パ・リーグ 楽天5-2西武

(3月29日 西武D)
 貴重な「来日1号」だった。先頭打者で迎えた3―2の6回。楽天・ユーキリスは西武・菊池が投じた142キロの高めの直球を左翼席に運んだ。

 ≪ケビン・ユーキリス≫

 ☆生まれ&サイズ 1979年3月15日、米オハイオ州生まれの35歳。1メートル85、100キロ。

 ☆愛称 ユーク。米国ではファンによる「ブーイング」ならぬ「ユーイング」が名物に。ノンフィクション「マネー・ボール」では選球眼の良さから「四球のギリシャ神」と称された。

 ☆メジャー通算成績 1061試合に出場し打率・281、150本塁打、618打点。

 ☆タイトル&表彰 08年にリーグ最優秀打者に贈られるハンク・アーロン賞、07年にゴールドグラブ賞を受賞。球宴選出3度。07年レッドソックスでは松坂(現メッツ)らとともに世界一に。

 ☆日本語 通訳いわく「驚異的なスピードで習得中」。最近は「アツイ」「サムイ」「スキデスカ?」「スゴイ」を覚えた。エレベーターで「ドアガシマリマス」をマスター。

 ☆トレードマーク 特徴的なバットの構え方と豊かな口ひげ。入団会見では「上の毛(髪の毛)がない分、下の毛(ひげ)でファンを楽しませたい」と笑いを誘った。

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2014年3月30日のニュース