各球場で開幕セレモニー 巨人は80周年記念イベント、OB続々

[ 2014年3月28日 21:47 ]

開幕戦の巨人―阪神戦で始球式を務めるケネディ駐日米大使=28日、東京ドーム

 プロ野球は28日、ナイター6試合で開幕し、各球場でセレモニーなどが実施され、80周年となるシーズンの始まりに花を添えた。12球団は節目を記念するシンボルマークのワッペンを帽子につけてプレーした。

 巨人は球団創設80周年を記念し、東京ドームでの阪神戦の試合前に長嶋茂雄氏や金田正一氏、松井秀喜氏ら過去の名選手や、球団を支えてきたスタッフら約200人が球場内に登場。満員の観客とともに、80年の歴史を振り返る映像を観賞した。

 約13分に編集された映像では王貞治氏、松井氏、原辰徳監督らが巨人への思いを語り、最後に長嶋氏が「勝つ、勝つ、勝つ」と力強く連呼して締めくくった。長嶋氏は球団を通じ「創設80周年の開幕にふさわしいセレモニーとなりました。久しぶりに会う仲間も多くて、うれしかったと同時に懐かしかった」。金田氏は「最高。このひと言に尽きる」とコメントした。国歌斉唱は人気グループのSMAPが行った。

 また、始球式はキャロライン・ケネディ駐日米大使が務め「とてもエキサイティングでした」と満足げだった。

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2014年3月28日のニュース