豊川 31年前に負けた今井監督の借りを返す池田撃破

[ 2014年3月28日 11:32 ]

<豊川・池田>3回、グラブが外れながらも処理する豊川・高桑

第86回選抜高校野球大会2回戦 豊川4―1池田

(3月28日 甲子園)
 豊川(愛知)が春夏通じて初の甲子園でベスト8入りを決めた。しかも、かつて甲子園を大いに沸かせ、27年ぶりの出場を果たした池田(徳島)に完勝しての8強入り。今井陽一監督(48)は「たくさんの応援団の前で校歌を歌えたことをうれしく思います」と胸を張った。

 2回、2死走者なしから四球を足場に4連続長短打を集中して4得点。前日27日の打撃練習で「今までにないぐらい調子が良かった。大振りしないか心配していた」というが、指揮官の思いは杞憂(きゆう)に終わった。

 今井監督は1983年、中京(現中京大中京=愛知)の選手として出場した夏の甲子園で池田に準々決勝で敗退。「私自身はそれほど意識していなかったが“監督の借りを返そうと選手たちが言っていた。非常にうれしく思います」と話した際には、さすがに頬が緩み、目じりは下がりっ放しになった。

 2回、2死一、二塁の場面で右中間に先制の2点適時三塁打を放った中村は、「つないできてくれたので、先制点が大事だと思って打席に入った。1球目のストライクを見逃してしまったが、2球目を積極的に打つことができました」と会心の笑み。

 延長13回サヨナラ勝ちを収めた1回戦の日本文理(新潟)戦で186球を投げて3失点完投した右腕エース田中は、池田戦では9回で108球を投げ、1失点で2試合連続完投勝利。「味方が4点を取ってくれて楽になった。調子は良くなかったが、低めにスライダーを集めて打たせて取ることができました」と話した。3回にはけん制で2人の走者を相次いでアウトに取ってピンチの芽をつみ「練習はしていたが、自分でもびっくりしました」と驚きまじりに振り返っていた。

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