21世紀枠の大島、大敗も…渡辺監督「島がひとつになる応援」に感謝

[ 2014年3月25日 17:15 ]

<龍谷大平安・大島>歓声の中、グラウンドを後にする大島・渡辺監督(右)と福永

第86回選抜高校野球大会1回戦 大島2―16龍谷大平安

(3月25日 甲子園)
 21世紀枠として春夏通じて初出場を果たした大島(鹿児島)だったが、春夏通じて70回目の出場となった名門、龍谷大平安(京都)の前に敗れ去った。

 4回終了時点では1―1の同点で、安打数は大島の5本に対して近畿大会覇者の龍谷大平安が4本と互角の勝負を展開。だが、けん制死に走塁死とミスが続出したこともあって、終盤は大差をつけられた。

 渡辺監督は「打つ方はヒットも出たし、まあまあ」と打撃面には及第点。最終的に17安打を浴びた龍谷大平安の打線を「スイングの鋭さにいつ火がつくかと思っていた」と振り返り、「洗練された野球、個々の能力を感じた」と伝統校のレベルの高さを称えた。それでも、地元からの大応援団に「すごい応援でした。島がひとつになる応援でした。感謝しています」と奄美群島から初めて土を踏んだ甲子園を満喫したようだった。

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