龍谷大平安、先発全員17安打!21世紀枠出場の大島に大勝

[ 2014年3月25日 16:15 ]

<龍谷大平安・大島>3回無死、元氏(左)は右中間先制ソロを放ち、ベンチに迎えられる

 第86回選抜高校野球大会第5日は25日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、第3試合は近畿大会覇者で、2年連続38回目出場の龍谷大平安(京都)が先発全員安打となる17安打を放ち、21世紀枠で初出場を果たした大島(鹿児島)に16―2で大勝して2回戦へ駒を進めた。

 龍谷大平安は3回、投手として先発した背番号18の9番打者・元氏が右中間に大会第7号となるソロ本塁打を放って先制。直後の4回に1―1と同点とされたが、5回には四球と犠打で築いた2死三塁から5番・中口の中前適時打で2―1と勝ち越し、続く6番・常の大会第8号となる左越え2ランで4―1と3点リード。6回には打者9人で4安打4四死球を集めて5点を加え、8回にも打者11人で7点を加えた。

 大島は初回、1番・重原が右前打で出塁し、犠打と死球で1死一、二塁の先制機を迎えたが、4番・小野の左前打で二走が本塁憤死。0―1で迎えた4回には先頭の4番・小野が右中間三塁打で出塁し、1死後、6番・福永の三塁強襲安打で1度は同点に追いついた。だが、5回に3連続四球をもらいながら、一塁走者がけん制で刺されること2度。7回には無死一塁から1番・重原が右中間に三塁打を放ったが、走塁にミスが出て本塁憤死。続く2番・武田翔の二塁ゴロで1点を取ったが、力尽きた。

 21世紀枠で出場した3校はすでに都小山台(東京)、海南(和歌山)が敗れており、大島の敗退で2年ぶりの全校初戦敗退となった。

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