菅野 上原以来の2年目開幕投手「こいつならいけると選んでもらった」

[ 2014年3月25日 07:56 ]

セ・リーグファンミーティングで開幕投手は菅野智之と明言した後、笑顔がスクリーンにアップで映される原監督(左から3人目)

セ・リーグファンミーティング

(3月24日)
 入団2年目で初の開幕投手を務める巨人・菅野が大役に表情を引き締めた。24日夜に都内のホテルで行われた激励会に出席後、「誰もが経験できることではないし、巨人の投手として(開幕投手に)ふさわしい投球をしていかないといけない」と話した。

 原監督からはオープン戦最終登板となった22日までに「開幕で行こう」と声をかけられた時、うれしさと同時に「使命感も感じた」という。入団2年目までの開幕投手は球団では00年の上原浩治以来で、白星となれば60年の伊藤芳明以来だ。球団創設80周年で日本一奪回が最重要課題となる年。開幕・阪神戦には、球団OB200人が集結するが「菅野を開幕投手にして良かったという投球をしないと。きょうから自分も(周囲から)見られている意識を持って開幕を迎えたい」と語った。

 原監督は「特別な思いを感じながら投げてほしい。相手投手(能見)もいい投手ですから、いい投げ合いを期待したい」と話す。エースとして迎える開幕。「交流戦くらいまで(エース対決の)厳しい戦いが続くが、こいつならいけると選んでもらったと思う」と勝ち抜く覚悟は十分だ。

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