明徳エース岸 188球投げきった「凄く楽しかった」

[ 2014年3月25日 05:30 ]

<明徳義塾・智弁和歌山>15回をひとりで投げ切った明徳義塾・岸

第86回選抜高校野球大会1回戦 明徳義塾3―2智弁和歌山

(3月24日 甲子園)
 明徳義塾のエース岸は188球で15回を投げきった。12安打されながら、試合前にチームメートに約束した通りの2失点。

 「どこで失点したかも覚えていない」ほど試合にのめり込んだ。1年夏から甲子園のマウンドに立ち、この試合が6試合目。幾度もピンチを迎えながら豊富な経験を生かした。15回に2死満塁とされたが、滝本を二ゴロに仕留めてガッツポーズ。緊迫した展開に「常に全力投球をさせられていた」と振り返り「投げていて凄く楽しかった。本当にそう思えたのは初めて」と汗をぬぐった。

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2014年3月25日のニュース