履正社・辻 高校初本塁打がグランドスラム「手応えは完璧」

[ 2014年3月21日 19:35 ]

履正社―小山台 2回裏履正社2死、辻が右翼ポール際に満塁本塁打を放つ

第86回選抜高校野球大会1回戦 履正社11―0都小山台

(3月21日 甲子園)
 履正社の辻が高校に入って初めてという本塁打を甲子園の満塁の場面で放った。1―0の2回「とにかく強い打球を打とうと思った」と言うように内角高めの直球を振り抜くと、ライナー性の打球が右翼ポール際に飛び込んだ。勝利をぐっと近づける一発に「手応えは完璧。一気に4点も入ってチームは楽になった」と胸を張った。

 先発の溝田がノーヒットノーラン達成目前の9回の守備では、処理した打球が内野安打となった。快挙達成がなくなり、「あと2人だけだったので悔しい。申し訳ない」と自らを責めていた。

 ▼履正社・八田捕手(変化球を効果的に使い、溝田を好リード)「溝田は調子が悪くてもスライダーでアウトを取れる。相手もスライダーに合っていなかった」

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2014年3月21日のニュース