履正社2年生エース溝田が1安打完封!ダル以来のノーヒッターならず

[ 2014年3月21日 17:40 ]

<履正社・小山台>ノーヒットノーランを逃すも、1安打完封勝利を挙げた履正社・溝田

第86回選抜高校野球大会1回戦 履正社11―0都小山台

(3月21日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会は21日、甲子園球場で開幕し、第3試合に登場した履正社(大阪)の2年生右腕エース、溝田悠人が都小山台(東京)を相手に9回1死まで無安打無得点に抑える快投を見せた。

 溝田は初回、1死から都小山台の2番・風間に一塁ゴロを打たれ、一塁手の失策で出塁を許したが、走者が二塁盗塁に失敗。続く3番・大道を右翼フライに仕留めてこの回を終えると、2回以降は走者を許さず、8回を投げ終えた。

 9回も先頭打者を三振に。第76回大会で東北のダルビッシュ有(現レンジャーズ)が熊本工戦で記録して以来10年ぶりとなるノーヒットノーランの快挙まで「あと2人」と迫ったが、代打・竹下に三塁への内野安打を許して大記録を逃し、マウンドで苦笑いを見せた。

 4年連続6回目出場の履正社は、2回1死満塁から押し出し四球で先制した後、2番・辻の右越え満塁アーチでこの回大量5点を先行。6回にも都小山台の奪三振率大会NO・
1投手、伊藤を攻めたてて3点、7回にもスクイズで1点を加えるなど溝田を援護し、11―0で大勝した。

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