ライアン小川 6回7安打5失点、開幕前最後の登板で不安残す

[ 2014年3月21日 15:41 ]

<ヤ・日>2回1死満塁、岡(左)に右適時打を浴びるヤクルト・小川

オープン戦 ヤクルト4―5日本ハム

(3月21日 神宮)
 ヤクルトの小川は28日の開幕戦(DeNA戦=神宮)での登板が決定しており、この日の日本ハム戦がオープン戦最後の先発。6回を投げて84球、7安打3奪三振1四球5失点と開幕に向け不安を残した。

 前回登板した15日の楽天戦では5回9安打7失点と大乱調だったが、この試合も全体的に内に甘く、高めに浮いたボールを痛打された。また昨年は左打者に対して特に相性は悪くなかったが、前回の登板では9安打中7安打が左打者でこの日も7本中5本が左打者だった。登板を振り返り小川は「ここまで来たら、自分を信じて投げる」と言い聞かせた。

 初回は2つの三振を奪うなど順調な立ち上がりに見えたが、2回に1死から連打と四球で1死満塁とされ、岡に真ん中内よりの球をライトに適時打され同点に追いつかれると2死後、陽の遊ゴロを西浦が一塁へ暴投し、さらに2点を追加された。

 さらに3回は西川にオープン戦第1号を右越えに打たれ、5回も1死一塁で再び西川に右中間に適時三塁打を浴びた。

 結局、6回裏の打席で代打ユウイチを送られ、開幕前の最後の登板を終えた。

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2014年3月21日のニュース