神村学園、山本の大会第1号3ランなどで岩国下し、開幕戦飾る

[ 2014年3月21日 12:38 ]

<岩国・神村学園>7回2死一、三塁、山本は右越えに大会第1号となる3ラン本塁打を放つ(投手・柳川)

第86回選抜高校野球大会1回戦 神村学園6―1岩国

(3月21日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会は21日、甲子園球場で開幕し、12日間(準々決勝翌日の休養日を含む)に渡る熱戦の火ブタが切って落とされた。開会式直後に行われた第1試合では、2年ぶり4回目出場の神村学園(鹿児島)と14年ぶり7回目出場の岩国(山口)が激突し、神村学園が6―1で岩国を下し、2回戦に進出した。

 神村学園は0―0で迎えた4回、先頭の2番・本田が右翼線二塁打で出塁し、3番・山本の一塁ゴロで三塁に進塁。続く4番・小島の打席で相手投手・柳川が暴投する間に本田が生還して1点を先制した。

 1―1で迎えた6回には2死から5番・豊田が四球で出塁。続く6番・都甲が遊撃手の頭を越える二塁打を放ち、2死二、三塁としてから7番・東の打席で相手投手・柳川が再び暴投して勝ち越し。7回には2死一、三塁から3番・山本が右越えに大会第1号となる3ラン本塁打を放ち、5―1と岩国を突き放すと、8回には安打と敵失などで築いた1死三塁から8番・河野がスクイズを決めて6―1とさらにリードを奪った。

 岩国は先制された直後の4回裏、先頭の6番・亀谷が左越え二塁打。続く7番・河村の犠打で1死三塁としてから8番・木原の右犠飛で1度は同点に追いついた。だが、神村学園が追加点を挙げた6、7回をともに3者凡退。5点を追う8回には1死一、二塁と反撃のチャンスを得たが、決定打が出ず、初戦敗退を喫した。

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