松坂 志願続投でMVPカブレラ斬り 被弾も内角攻めで雪辱

[ 2014年3月20日 05:57 ]

<メッツ・タイガース>今季最長の5回を投げた松坂

オープン戦 メッツ5―4タイガース

(3月18日 ポートセントルーシー)
 3年ぶりの開幕メジャーを狙う招待選手のメッツ・松坂は、今季最長の5回を投げて2本塁打を含む7安打4失点。それでも5回にこの日最速の94マイル(約151キロ)をマークするなど5三振を奪い「長い回を投げることでいいものも悪いものも分かってくる。手応えはあった」と振り返った。

 オープン戦4試合目で初めて四球を許すなど序盤は制球が定まらず、2年連続ア・リーグMVPのカブレラに先制犠飛と本塁打を浴びた。だが、3度目の対戦を志願して続投した5回は内角のツーシームで詰まらせて三ゴロ。「やはりこの(内角への)球は必要なんだと分かりました」と内角攻めの重要さを再認識した様子だった。開幕ローテーション入りは確実で、テリー・コリンズ監督も「5回は彼らしい効果的な投球だった。本来の投球ができればどんな打者でも抑えられる」と信頼を口にした。

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