巨人 残り5試合 「2番・中堅」つかむのは誰?唯一の空席

[ 2014年3月18日 06:41 ]

巨人の松本哲

 センターをつかむのは誰だ。巨人の原辰徳監督(55)は17日、中堅手候補の松本哲也外野手(29)を1軍に昇格させることを決めた。18日の西武戦(西武ドーム)を含め、開幕まで実戦は5試合だが、中堅手のレギュラー争いは激化。打線を組む上でも2番打者は決まっておらず、指揮官も重要なピースと位置づける「2番・中堅」の座をめぐる争いは大きな焦点となる。

 季節外れのセンター試験だ。チームは休養日でも、原監督は熱い口調で説明した。「松本哲が(18日の)西武戦から来る。長野がライトにいて、同じような守備力を持った人がセンターに入ると、凄く大きい」。開幕までの実戦は残り5試合。開幕1軍を懸けてふるいに掛ける時期に、2月25日に2軍落ちした松本哲の再昇格を決めた。

 開幕スタメン。指揮官の脳裏には中堅手だけが、いまだにかすんでいる。大田はオープン戦で攻守に消極的な姿勢が目立って、目に見えないミスを連発。さらにインフルエンザで離脱し、開幕1軍は絶望的となった。現在1軍にいる6年目の橋本もオープン戦打率・296をマークしているが、12日のロッテ戦(QVCマリン)では「2番・中堅」で2打席連続三振。同戦で本来内野手の藤村を中堅で途中出場させるなど、試行錯誤が続いている。前日のイースタン・リーグ、西武戦(ジャイアンツ球場)で2安打した松本哲は「いつでも呼んでもらえる準備はできている。結果にこだわってやる」と語った。

 打線を組む上でも、2番が確定していない。1番・坂本、3番・長野、4番・村田と右打者が続く上で、2番は左打者が入るのがバランス上は理想。松本哲、橋本、藤村はいずれも左打ちだ。「2番・中堅」という攻守に重要なピースを埋められるかは、今シーズンを通じてのテーマになる。

 中堅に長野を回し、両翼を高橋由、アンダーソン、矢野らで埋めるのは最後の手段だ。

 「やっぱり(やる以上は)レギュラーじゃないと意味がない」と話す指揮官の思いに誰が応えるのか。若手がレギュラーを奪取しなければ、日本一奪回へ向けたチーム力の底上げにならない。

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