阪神 ゴメス 開幕4番へ実戦漬け ついに1軍デビュー

[ 2014年3月18日 05:30 ]

ティー打撃を行うゴメス

 やっと開幕モードに突入だ。阪神の新外国人、マウロ・ゴメス内野手(29)が18日の練習試合・ヤクルト戦(神宮、無観客試合)で1軍デビューを果たす。「4番・一塁」での出場が濃厚。28日の開幕戦まで1軍は6試合しかないため、25日からのウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で実戦不足を補う方針が固まるなど、開幕4番に向けた青写真が出来上がった。

 4番候補が、やっと「1軍デビュー」までこぎつけた。ゴメスがこの日の神宮球場での全体練習から1軍に合流。右膝裏痛などで当初の予定から大幅遅れでの“お披露目”となるものの、助っ人砲に焦りはない。

 「(神宮は)いい球場だね。いろんな練習ができたよ。タイミングが合っていないときがあるから、(今後は)そういう部分を合わせられるようにね」

 初実戦となった15日からの教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)では2試合で計5打数1安打だったが状態は上向き。この日のフリー打撃では49スイングで11本がスタンドイン。広い神宮球場の左翼席とバックスクリーンのそれぞれ中段に叩き込むなど、破壊力抜群の打球を連発した。

 それだけではない。春季キャンプ中は左方向に偏っていた打球も、センターから右方向に打ち分けるシーンも。「調子が悪いと引っ張ってしまう。いい時はどの方向にも打てるから」と、好感触を口にした。

 開幕モードにゴメスが突入したことで、和田監督も万全で「3・28」を迎えるための青写真を描く。18日のヤクルト戦を含めても、1軍では6試合しかなく、実戦での打席数が極端に少ないのは明らか。それを補うための策の一つとして25日からのウエスタン・中日戦(ナゴヤ)の出場を問われ「もちろん、もちろん」と否定せず。「人工芝だし、どこまで体が耐えられるかというのもある」と続けた。

 神宮からQVCマリン、横浜、京セラドーム大阪とすべて下半身に負担がかかる人工芝の球場が続く。打撃面はもちろん、一塁守備に就くことも必要で、疲労を考えればフル出場は難しい。

 そこで2軍戦を有効活用する。少しでも実戦勘を取り戻させ、日本の配球を勉強させる。すべては、ゴメスを何とか「開幕4番」で起用したい指揮官の思いから。そのためには、最大限のサポートを惜しまない。

 和田監督は「ベストオーダーを組むのは(オープン戦の)最後の3試合になってから」と話した。21日からのオリックス3連戦(京セラドーム)でG砲が4番に座る新打線は、どのように機能するのか。なかなか見えてこなかった2014年スタイルが、おぼろげに見えてくる。

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