井川 OP戦2度目登板で4回1失点「ゲームつくることができた」

[ 2014年3月14日 15:00 ]

<ロ・オ>オリックス先発の井川は4回を被安打3、1失点

オープン戦 オリックス1―1ロッテ

(QVC)
 オリックスの井川が14日、ロッテ戦に先発し、4回、72球を投げ3安打1失点2奪三振だった。前回7日のオープン戦初登板となった巨人戦で3回4本の二塁打を含む9安打5失点と炎上したが、今季2度目の登板で好投を見せた。

 デーゲームが苦手な井川はサングラス姿でマウンドに。“いつも通り”立ち上がりの制球にばらつきがありボールが先行させた。初回は、この日初めてバッテリーを組んだソフトバンクからFA移籍してきた山崎捕手のサインに首を振る場面もあり、決め球のチェンジアップ簡単に見送られるなど苦しい投球。先頭の荻野貴を遊撃強襲で出塁させ、その後、荻野貴に二盗を許し、その後、井口を歩かせ1死一、三塁のピンチを迎え、井上に右犠飛を打たれ、先制を許した。

 だが2回以降は走者を出しながらも球速も上がり、新女房のリード通りに投球し、終わってみれば1失点にまとめた。「きょうはゲームをつくることができた。ストレートが浮くと長打を食らうので、低めに投げました」ときっちり修正。

 決め球のチェンジアップも「だいぶ良くなってきた」と手応えを口にして、開幕ローテ入りを確定的なものにした。

 QVCでのロッテ戦は、阪神時代以来で、「このマウンドは久しぶりなので、確かめられた」と、こちらも開幕に向けていい予行練習となったようだ。

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2014年3月14日のニュース