九里 大瀬良より先に先発デビューへ 開幕3連戦濃厚

[ 2014年3月14日 07:39 ]

 広島ドラフト2位の九里が同1位・大瀬良に先んじて、中日との開幕3連戦(28~30日、ナゴヤドーム)で先発デビューする可能性が高まった。ドラフト制以降では球団初となる、開幕先発枠に入った新人2人の登板について、山内投手コーチは13日、「隠し立てはしない。調整を見ていればわかるでしょ」と発言。大瀬良は地元開幕2戦目となる、4月2日のヤクルト戦先発が濃厚だ。

 九里は3回を無安打零封した9日のヤクルト戦(マツダ)を含め、今春の対外3試合で8回2/3を投げて1失点と安定。16日の2軍教育リーグ・ソフトバンク戦(由宇)など、今後は週末2試合に投げ、バリントンとともに開幕カード2、3戦目の先発を担う。

 一方、早くから先発4番手候補に挙がった大瀬良は、前日12日の阪神戦(甲子園)で5回を3失点にまとめ、晴れて開幕ローテ入りを確定させた。今後は19日の西武戦(西武ドーム)、26日のウエスタン・オリックス戦(由宇)登板を経て、4月2日のプロデビュー戦に向かう見込みだ。

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2014年3月14日のニュース