小林 開幕1軍決定的 課題の打撃も猛アピール

[ 2014年3月14日 08:03 ]

室内練習場の前で旧交を温める巨人・小林(左)とロッテ・井上

 巨人のドラフト1位・小林の開幕1軍入りが決定的となった。開幕1軍の捕手3枠を争っていたが、5年目捕手の河野が14日に2軍に降格することになり、阿部、実松、小林の3人となることが濃厚となった。

 強気に内角を突くリードや遠投115メートルの強肩が武器の小林はオープン戦8試合に出場し、12打数4安打で打率・333、6打点、1本塁打。10日の阪神戦(伊勢)では3点を追う8回に逆転満塁弾を放つなど、課題とされていた打撃でも猛アピールし、原監督は「非常に大きな可能性を感じる」と評価していた。

 開幕1軍入りとなれば球団の新人捕手としては10年の市川(現日本ハム)以来4年ぶり。ロッテ戦が雨天中止となり、室内練習場でフリー打撃を行った将来の正捕手候補は「まだまだこれからです」と気を引き締めた。

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2014年3月14日のニュース