憲伸“らしさ”発揮 内角攻め&緩急で汚名返上4回1失点

[ 2014年3月12日 20:14 ]

<ソ・中>4回1失点と好投した中日・川上

オープン戦 中日3―4ソフトバンク

(3月12日 ヤフオクD)
 中日の川上が4回を4安打1失点と、前回登板の汚名を返上する“らしい”投球を見せた。

 オープン戦初登板となった2日のDeNA戦は2番手で登板し、1回2/3で6安打5失点。その汚名返上を目指し上ったマウンドで見せたのは、持ち味である最大球速差44キロの緩急と内角を攻める大胆な投球だった。

 初回、先頭の中村を132キロの外角低めへのカットボールで見逃し三振に斬って取ると、続く今宮を遊撃内野安打で出塁させたが、内川、李大浩をカットボールでフライアウトに打ち取った。続く2回も1死後、松田に左中間に二塁打を打たれたものの、柳田を106キロのスローカーブ、細川を137キロのカットボールを外角に決めて連続三振。

 3回に先頭の本多に許した二塁打から1死三塁のピンチを招き、今宮の中犠飛で1点を失ったものの、4回には李大浩を内角低めのカットボールで見逃し三振に仕留めるなど、谷繁兼任監督のリードで強気に攻め続け、1死一、二塁のピンチも後続を断った。

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2014年3月12日のニュース