マー君 課題修正!シート打撃登板、63球投げ無四球

[ 2014年3月12日 06:01 ]

シート打撃に登板し、抜群の制球力を見せた田中

 ヤンキースの田中が11日(日本時間同日深夜)、シート打撃に登板した。マイナー2選手と交互に計18度対戦。63球を投げ、1本塁打を含む3安打、9奪三振だった。

 「いい練習ができました。スプリットが前回の試合で良くなかったので、それを課題にしていた。いいところから落とせたのが何球かあったので良かった」。相手はいずれも1Aのカルバーとケーブ。カルバーは10年ドラフト1巡目で入団した21歳の右打者で、課題にしたスプリットを中心に投げて9打数1安打、4三振を奪った。抜群の制球力で無四球だった。

 6日のフィリーズ戦では先発で3回2安打1失点。試合開始が1時間26分遅れる悪条件の中でも結果を残した。ただ、フォームがぶれる場面もあった。そのため、8日のブルペン投球ではグラブを持つ左手側に堀江慎吾通訳に立ってもらい「壁」を想定して投げた。

 楽天時代にも行った独自調整でフォームを修正。前日には散髪し、休日返上で汗を流して調整に励んだ。「いろいろ試行錯誤しながらやっている」と田中。次回は16日(同17日)のブレーブス戦に先発する。

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2014年3月12日のニュース