トラ党、やった!7連敗の阪神 9試合目で待望のオープン戦初勝利!

[ 2014年3月11日 16:08 ]

<神・D>8回裏1死、関本は左中間に勝ち越しのソロ本塁打を放つ

オープン戦 阪神3―2DeNA

(3月11日 甲子園)
 オープン戦初戦で引き分けた後、12球団で唯一1勝もできずに7連敗を喫していた阪神が11日、オープン戦9試合目にしてようやく待望の初勝利をマークした。

 甲子園にDeNAを迎えての1戦。阪神は3回、新井良の四球、梅野の左翼線二塁打で無死二、三塁と絶好の先制機を築いたが、続く俊介が遊撃へのゴロ、鳥谷が空振り三振、大和が一塁ゴロに倒れて無得点に終わり、4回にも1死からマートン、新井貴の連打で1死一、二塁としながら後続が凡打して逸機と相変わらずの貧打が続いた。

 だが、0―0のまま迎えた5回、敵失と犠打、投手強襲安打と四球で1死満塁。ここで打席に入った上本の中堅への犠飛でようやく先制点が入る。そして、メッセンジャー、藤原、歳内がバックの好守にも助けられて無失点を続け、7回を終えて1―0とリードを奪った。

 だが、10日の巨人戦で一時は3点リードを奪いながら、8回無死満塁から巨人のドラフト1位ルーキーで捕手の小林に逆転満塁場外アーチを浴びて6―7で敗れ、あと一歩でオープン戦勝利を逃していた阪神に“魔の8回”が再び訪れる。4番手・金田が2死一、二塁から梶谷に右前に適時打を浴び、1―1の同点。

 きょうも勝てないのか…。だが、そんなトラ党の悲痛な思いは、直後に歓喜へと変わった。8回裏、1死から打席に入った代打・関本が初球を左中間スタンドに叩きこみ、ついに勝ち越し。さらに、2死二塁から俊介の左前適時打で1点を加えて3―1と2点のリードを奪うと、9回に1点を失いながらも3―2で何とか逃げ切った。

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