ポスト井端が…中日・高橋周2軍落ち「野球勉強してこいと言われた」

[ 2014年3月11日 06:00 ]

<広・中>打席の高橋周(左)を見つめる谷繁監督

練習試合 中日1―1広島

(3月10日 マツダ)
 苦渋の決断だ。中日の谷繁兼任監督が10日、打撃不振の高橋周に2軍落ちを通告。今季は遊撃手にコンバートさせ「ポスト・井端」として一本立ちさせる構想だったが、悩める20歳をあえて千尋の谷に突き落とした。

 「そろそろ手を打たないといけない時期。これからの選手だし、今、結果を求めてもね。(悩んだかと問われ)そりゃ、いろいろ考えるよ」

 オープン戦7試合で19打数2安打0打点、打率・105。慣れない遊撃の守備に苦戦している影響か、非凡なセンスを持つ打撃でも一向に調子が上がらない。この日の広島との練習試合では昨季までの三塁で出場したが、2打席凡退したところで交代を命じられた。

 試合前に降格を告げられていた高橋周は「“野球を勉強してこい”と言われた。早く上がって来られるようにしたい」と必死に前を向いた。

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