人口減少に歯止めを…気仙沼市 魚市場が来年度完成へ

[ 2014年3月11日 05:30 ]

鹿折地区に漂流していた大型漁船(気仙沼市役所提供)

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 気仙沼市では、昨年10月にはJR鹿折唐桑駅近くに漂流していた大型漁船「第18共徳丸」の解体作業が終わった。

 20メートルの津波被害に遭った地区もあり、市では「津波死0の町づくり」を掲げ、復興計画を進めている。一方で、失職者が続出し、震災前に比べ約6000人が気仙沼市を去った。市の震災復興・企画課の芳賀洋介主査は「工場の再建ができれば、雇用も発生し人口減少に歯止めがかかる」と話す。来年度には新しい魚市場が完成予定だという。

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