原監督　試す！「２番・遊撃」井端　若手も積極起用

練習中、笑顔を見せる原監督

　巨人の原監督が４日の日本ハム戦（札幌ドーム）から１３日のロッテ戦（ＱＶＣマリン）までの８試合を「ふるい分け実戦」と位置づけた。

　「ここから６～８試合は開幕を意識する必要はない。いろいろ試すことができる試合だと思っている」。４日は井端を「２番・遊撃」に入れる。今季初めて守備にも就いての先発出場となる。さらに二塁に２４歳の藤村、捕手には２２歳の河野を起用する。「スタートで出した時にどういう形になるかを見たい」と原監督。開幕１軍を目指す若手にとっては、生き残りを懸けた大事な試合となる。この日は札幌ドームで約２時間の全体練習を行い、指揮官は「まだレギュラーだって決まっていない」と競争意識をあおった。