松井コーチ 名門の重圧知るからこそ落ち着き称賛

[ 2014年3月3日 05:30 ]

<ヤンキース・フィリーズ>松井臨時コーチ(右)と田中

オープン戦 ヤンキース4―0フィリーズ

(3月1日 タンパ)
 松井臨時コーチはベンチから投球を見守った。「抑えられて良かったと思う。細かいことは分からないが、落ち着いて投げていたんじゃないですか」と称えた後に、「たぶん。全て“たぶん”だけど」と付け加えた。自身が田中の投球を生で見るのが初めてな上、まだ調整段階。投手と野手の違いもあるだけに、詳細な言及を避ける気遣いが感じられた。

 自身も03年のオープン戦初戦では米国のファン、報道陣だけでなくチームメートからも「品定め」の視線を浴びながら、本塁打を放ち、雑音を封じ込めた。ヤ軍デビュー戦での重圧について聞くと「僕がどうのこうのではなくて、それは本人が一番分かっているでしょう」と一言。重圧に打ち勝ってきたゴジラならではのエールだった。

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2014年3月3日のニュース