藤浪 2年目の鍵は“抜きどころ”「昨年はつかめなかった」

[ 2014年3月1日 11:01 ]

藤浪は熱烈な歓迎の中、高知入りする

 「一流調整」で2年目の飛躍を期す。1日の練習試合・ロッテ戦(安芸)に先発する阪神・藤浪が痛打を歓迎した。

 「オープン戦なんで、打たれてもよいぐらいの気持ち。打たれて困らないことはないけど、多少打たれても、収穫があることが大事。打たれることで、分かることもあるので」

 能見、メッセンジャーとともに「3本柱」として期待される1年。先発枠を勝ち取るために結果を残してアピールする立場ではもうなくなっている。どのコースに、どのぐらいの球威で投げれば確実に抑えられるのか。9イニングの中で“抜きどころ”をいかに見つけられるか。効率よくパフォーマンスを発揮できれば、年間通してのフル回転が可能となる。エース級の投手が行う開幕までの「確認作業」と言える調整を2年目右腕も行っていく。

 「シーズン通して(初回から9回まで)全部全力はしんどいですし、どのくらいで打たれるのか、打たれないのか試さないといけない。昨年は最後までそれがつかめなかった。今シーズンはできるだけ早くつかみたい。そういうのを試せる立場だと思うので」

 昨年は高卒新人で2ケタ勝利を挙げたものの、開幕から全イニングで全力投球を続けた影響もあって、8月31日の10勝目を最後に、5試合連続で勝ち星に見放されてシーズンを終えた。苦い経験を生かさなければ進化は望めない。シーズンを戦い抜く「術(すべ)」を身に付けるため、開幕前に喫する失点は歓迎だ。

 初の対外試合となった25日の韓国・LG戦(宜野座)では2回1失点ながら、自己最速を1キロ更新する156キロを計測。昨年、課題だった左打者にも4打数無安打3奪三振と成長を見せつけた。

 「自分も(昨年と)変わっていると思うし、自分の力加減というか、バッターがどういう反応をするのか見たい」

 エース・能見からは将来を見据え「おまえは負けない投手になれ」と厳命もされた。完全無欠の投手を目指してステップアップしていく。

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