呉昇桓“対角線ピッチング”で調整 通常の倍38メートル

[ 2014年2月24日 07:40 ]

一塁へのスローイングで調整する呉昇桓

 102球を投げ込んだ翌日は、“対角線ピッチング”で調整した。阪神・呉昇桓は宜野座球場で残留練習。ブルペンには入らなかったが、35球の“投球練習”は敢行した。

 「ピッチングの代わりにやりました。(強い球を投げる意識付けか?との質問に)そうですね」

 サブグラウンドでの投手守備練習の後、背番号22はひとり三塁の守備位置へ。山口投手コーチからノックを受けると、三塁から一塁まで矢のような送球を繰り出した。それを35球。プレートから本塁までの18.44メートルのほぼ倍となる38.795メートルの距離で、力の入った“投球”を繰り返した。

 韓国時代から行う練習で、志願してメニューに追加したという。山口コーチの提案を受け入れ、以前に比べて下半身のステップも意識した。ギアチェンジ中の守護神は「少しずつ上げていかないと」とシーズンを見据えた。

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2014年2月24日のニュース