“掛布チルドレン”伊藤隼 待望1号 昨秋からの成果出た

[ 2014年2月20日 08:43 ]

<神・楽>5回、伊藤隼が右中間に本塁打を放つ

練習試合 阪神15―6楽天

(2月19日 宜野座)
 待望の一発だった。5回2死からの第4打席。阪神・伊藤隼が1ストライクからの永井の速球をフルスイングした。完璧にとらえた一打は右中間スタンドに飛び込む1号アーチとなった。「やっと自分らしいスイングが打席の中でできた。うまく反応できた」

 久しぶりの手応えを感じ取っていた。同じく5回の第3打席では中堅越えの二塁打も記録。これまでの対外試合2試合では8打数1安打だったが、待望のマルチ安打。「去年の秋から振り込んできた自負があるので」。今オフは無休で練習を続けてきた。目の前では同じ掛布チルドレンの森田もアーチを放ち、刺激を受けていた。すでにポジション争いのサバイバルはスタート。一歩出遅れていた背番号51が、巻き返しを開始した。

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