新人左腕コンビ初陣も明暗 ドラ5山本1回零封、ドラ1岩貞ガックリ

[ 2014年2月20日 05:30 ]

<神・楽>8回から4番手で登板し、1回無失点と好投した山本

練習試合 阪神15―6楽天

(2月19日 宜野座)
 ルーキー左腕2人が、明暗を分けた。この日の楽天戦が対外試合デビューとなった阪神ドラフト5位の山本(王子)は8回から4番手で登板し、1回無安打無失点と好投。対照的に、こちらも初の対外試合登板となった同1位の岩貞(横浜商大)は9回から5番手で登板し、1回3安打4失点と精彩を欠いた。

 「即戦力と言われているので、自分の中では新人という気持ちは持たないようにしています」

 背番号49のコメントは心強く、投球は力強かった。先頭の後藤、続く牧田を続けざまに中飛に打ち取り、リズムに乗る。締めくくりの西田に対する決め球は、「オシッ」という雄たけびとともに投じた140キロ直球。見逃し三振に仕留め、笑顔がはじけた。普段は「そういう場面で投げることが多いので」とセットポジションで投げるが、この日はワインドアップ。「小さく投げるのではなく、全身を使って投げようと思った」。肝っ玉も一級品だ。

 一方の背番号17はホロ苦い船出となった。先頭・小関にいきなり中前打され、無死一塁。続く榎本を二ゴロに打ち取って併殺…と思われたが、二塁・黒瀬の失策で無死一、三塁と傷口が広がった。岡島に四球を与えて完全にリズムを崩すと、本来の姿を取り戻せないまま4失点。「全然思い通りの投球ができませんでした。守備のミスもありましたが、あれは自分のテンポが悪いからです」。言い訳することなく、結果を受け止めた。

 「山本はリリーフで1イニングを任せられるんじゃないかな。岩貞はもう少し時間をかけてやっていかないと」と中西投手コーチ。新人もベテランも、ドラフト順位の上下も関係ない。即戦力ルーキー2人もまた、過酷なサバイバルに足を踏み入れた。

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