糸井 右脇腹負傷か「何も言うなと言われていますので…」

[ 2014年2月19日 05:30 ]

硬い表情でメイングラウンドへと移動する糸井

 温暖な南の島に緊張が走った。オリックス・糸井嘉男外野手(32)が18日、完全別メニュー調整を行った。

 異変は練習前に起こった。サブグラウンドでのウオーミングアップ前、森脇監督が糸井を呼び寄せ、話し合いの場を持ったうえで別メニュー調整させることを決定。ウエートトレ、ランニングなどを黙々とこなした糸井は「何も言うなと言われていますので…」と硬い表情だった。

 別メニュー調整となった理由は不明だが、関係者の話を総合すると、16日の練習中に右脇腹に違和感を発症したもよう。練習自体は行っているため、症状は軽度と見られるが、一般的には完治に時間がかかるとされる部位だけに、今後の動向が注目されることとなった。

 森脇監督は「彼はオフにかなり(体を)追い込んで、キャンプでもハイペースで来ていた。疲れのピークがもう少し、早いかなとも思ったけど、きょうのタイミングになった」と説明。今後は「表でガンガンやることだけが練習ではない」とし、疲労度などの状態を見極めながら、全体メニュー復帰へのゴーサインを出す構えだ。

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2014年2月19日のニュース