則本 開幕投手立候補1号!新人から2年連続大役なら史上3人目

[ 2014年2月18日 05:36 ]

フリー打撃に初登板した則本は開幕投手に名乗りを上げた

 楽天・則本が「次、真っすぐ行きます!」と宣言した直球が4年目・榎本のバットに空を斬らせた。今キャンプ初の打撃投手で、打者2人に対して変化球を交ぜながら38球。安打性の当たりを4本に抑え「思っていたよりも良かった」と手応えを口にした。

 テーマは切れ。フォームは昨季より大きくした。「トップまで持っていく時間がこれまでよりあるので、肘の位置が上がっているのだと思う」。下半身に粘りがあるから可能な投球だ。星野監督も「順調と言えば順調」と認めた。

 実戦中心の昨季とは対照的に今キャンプは走り込みなど下半身中心の強化メニューをこなしている。初日に指揮官から「飛ばしすぎるな」と制止を受けたのも、3月28日の開幕・西武戦(西武ドーム)に照準を合わせろという期待の表れだ。

 登板後には「開幕投手に立候補してみようかと思います」と言い切った。星野監督は競争意識をあおるため、今季の開幕投手に立候補制を打ち出している。その第1号に名乗りを上げた。昨季はWBCで調整遅れの田中に代わり、プロ野球29年ぶりの新人開幕投手を務めた。その田中が抜けた今季、15勝で新人王に輝いた右腕にはエースの自覚も芽生えている。

 スタンドではロッテ、巨人など8球団のスコアラーが偵察。オリックスの依田栄二チーフスコアラーは「今年も脅威になるのは間違いない」と警戒する。マークは厳しくなるが「今日は50%。実戦で残り50%の課題が出ると思うので開幕までにクリアしたい」と意識は高い。2年目右腕はしっかりと目標を見据えている。

 ≪54年ぶり、2リーグ制後では3人目≫則本は昨季、新人では29年ぶりとなる開幕投手を務めた。1年目から2年連続となれば、58~59年杉浦忠(南海)、59~60年伊藤芳明(巨人)に次いで54年ぶり、2リーグ制後では3人目になる。2人はともに2年目には開幕勝利を挙げており、特に杉浦はシーズン38勝4敗でチームの優勝と日本一に貢献した。

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