西武 OP戦開幕投手に武隈抜てき “変則投法”挑戦中の24歳

[ 2014年2月18日 08:46 ]

西武の武隈

 西武のオープン戦開幕投手に、武隈祥太投手(24)が抜てきされることが分かった。伊原新監督の初陣となる、22日のソフトバンク戦(アイビー)で先発する。

 今季の先発ローテーションは岸、牧田、野上、菊池、レイノルズ、岡本洋の6人が有力だが、首脳陣の一人は「(武隈は)6人に入るくらいの気持ちで、チャンスをものにできるようにスタンバイしてほしい」と期待した。

 武隈は昨季、主に中継ぎとして9試合に登板し、1勝1敗で防御率は3・29。今季はスリークオーターを軸に、上下約30度で腕の位置を変える変則投法に挑戦している。13日には2度目のフリー打撃に登板し、計66球を投げて「打者の懐に差し込めていたと思う」と順調な仕上がりをアピールしていた。

 ◆武隈 祥太(たけくま・しょうた)1989年(平元)11月24日、北海道生まれの24歳。中学時代は旭川北稜シニアで全国大会出場。旭川工3年夏は地区予選で敗退し、甲子園出場はなし。07年高校生ドラフト4巡目で西武に入団。通算35試合で3勝3敗0セーブ、防御率3・88。1メートル80、81キロ。左投げ左打ち。

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2014年2月18日のニュース