松井臨時コーチの置き土産 巨人がヤ軍流短バット導入

[ 2014年2月18日 05:30 ]

松井氏が勧める短いトレーニング用バットで練習する長野

 巨人の沖縄キャンプに「松井バット」が導入された。ティー打撃。阿部、長野、ロペスらが極端に短いバットを持参すると、それぞれが利き腕で振りはじめた。長さ60センチ、重さ830グラム。通常のバットが84センチ、900~920グラムだから、違いは歴然だ。村田打撃コーチが経緯を明かした。

 「ゴジ(松井秀喜臨時コーチ)が“短いバットで後ろの手(利き腕)も練習をさせた方がいい。ヤンキースで取り組んでいる”と言っていた。それで2本発注した。通常のバットを短く持ってやるよりも、グリップにしっかり手がかかるし、いいと思う」

 宮崎キャンプ第1クールで、松井臨時コーチが村田コーチ、阿部との会話のなかで発案した。村田コーチがすぐに道具メーカーのミズノに発注。この日になって、主力選手たちが使い始めた。

 阿部 松井(秀喜)さんがいいと言っていたからみんなでやっている。反対方向に強い打球を飛ばすには、(体の)内側からバットを出さないといけない。

 長野 利き腕で押し込む練習。これからも継続してやっていきたい。

 松井氏も、外から巻き込むように打っていた巨人時代の打法を、ヤ軍に移籍してから体の内側から球を押し込む「インサイドアウト」の形に変えた。ヤ軍ではジーターやロドリゲスも日課として採り入れている。松井氏は宮崎キャンプ終了時点でチームを離れたが、「極短バット」は偉大なOBからの置き土産でもある。

 18日には今季初の国内球団との対外試合、中日戦を迎える。実戦の中で実を結ぶことを松井氏も願っている。

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