ヤクルト山田 進化の広角3安打 走塁も意識改革「勇気出して」

[ 2014年2月17日 07:32 ]

<ヤクルト・KIA>3回無死、右前打を放つ山田

練習試合 ヤクルト0―4韓国・KIA

(2月16日 浦添)
 ヤクルト・山田が韓国KIAとの練習試合に「1番・二塁」で先発出場し、3安打2盗塁と存在感を見せつけた。「もともと引っ張るだけの打者だったけど、右方向を覚えてから安打が増えた」と昨季から取り組んだ逆方向への意識が、打撃の幅を広げている。この日は中前、右前、左前と全方向に打ち分けた。

 走塁面での意識改革も結果に表れた。50メートル5秒77の俊足だが「今まではスタートに自信がなくて走っていなかった」と昨季は9盗塁。しかし、スタート時に上体を低くする意識を徹底し「きょうは勇気を出して走りました」と笑った。体重も4キロ増の76・7キロとパワーアップした21歳は、精神的にも大人に変身。「144試合フル出場&3割2桁本塁打30盗塁」を掲げ、リードオフマンの道を突き進む。

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2014年2月17日のニュース