坂口“松井の教え”で適時二塁打 テークバック修正「しっくり来た」

[ 2014年2月17日 05:30 ]

<巨人・韓国SK>5回、適時二塁打を打った坂口はベンチに迎えられる

練習試合 巨人3―3韓国・SK

(2月16日 沖縄セルラー)
 「松井門下生」が実戦初戦となった韓国・SK戦で猛アピールだ。開幕1軍を目指す巨人2年目の坂口が7番・三塁でフル出場。5回無死一塁で迎えた第2打席でカウント1―1から内角低めのスライダーを叩き、左越えに適時二塁打を放った。

 「いい打撃ができた。松井さん(臨時コーチ)に言われたことがプラスになっている。テークバックの位置がしっくり来て、この形をどんどん続けていきたい」

 13日までの宮崎キャンプ。松井コーチに体の内側に入れていたテークバックを真っすぐ後ろに引くこと、バットの先端を投手寄りに倒さないよう指導された。内角球へのバットの出を良くするためだ。さらに、落合博満(現中日GM)が巨人時代に「内角高めの速球を打てればどこでも打てるようになる」と話していたことを聞かされた。松井コーチの教えが少しずつ理解できるようになってきた。原監督も「一番いい打球だったんじゃないか」と評価した。

 1点を追う9回無死一塁では犠打を決め同点劇を呼んだ。この日は井端と早朝特守も行った23歳は「それ以外は2三振。スキを見せると次の打席につながる。もっとアピールしないと」と貪欲だった。

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