オリ貧打解消へマル秘プラン 遊撃ベタンコートを緊急テストへ

[ 2014年2月7日 06:58 ]

気合十分に打撃投手をつとめる森脇監督

 オリックスの森脇浩司監督(53)が、超攻撃型布陣のプランを明かした。新外国人のベタンコートについて「ショートができるか、可能性を見たい。うちは二遊間は動かざるもの、というチーム状況ではない」と言及。ベタンコートが05~09年のマリナーズ時代に遊撃手が本職だったため、緊急テストを示唆した。

 ベタンコートが遊撃に回れば、T―岡田、谷らを組み込んだ打力優先の布陣も組める。昨年はチーム打率・2559、総得点513ともにリーグワースト。Bクラス低迷の要因となった貧打解消へのマル秘プランだ。来日は今月下旬が予想されるが「体調さえ整えば(25日から始まる)高知キャンプで試合に出すかもしれない」と、3月1日の西武戦、2日のロッテ戦の練習試合に電撃参戦する可能性も示唆した。

 指揮官はこの日、今キャンプ初の打撃投手も買って出て、鉄平ら4選手に約25分も投げ込んだ。「鉄平は今年にかける意気込みを感じた」と、09年首位打者の復活に手応え。打力アップに日々頭を悩ませるだけに『遊撃ベタンコート』は十分可能性がありそうだ。

 「日本の野球に慣れさせるために多くの打席に立たせたい。決して(ヘルマン、ペーニャの下に位置する)3番目の外国人ではない」。背番号も1に決まり、主力であることを明言。合流後は様々なプランを試すことになる。

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2014年2月7日のニュース