松井コーチ フリー打撃実演へ「こっそりちゃんと準備して」

[ 2014年2月6日 05:30 ]

バットを手にする松井臨時コーチ

 巨人の原辰徳監督(55)が5日、松井秀喜臨時コーチ(39)にフリー打撃の実演を要請する可能性を示唆した。「(松井コーチのフリーは)みんな見たいかな。天気のいい時だな。いい風が吹いている時とか。環境ってあるだろ」と語った。

 すでに松井コーチは打撃投手に加え、ノッカーや菅野のブルペン投球で打席に立つなど、目慣らしも完了。ただ、後輩たちが見守る前で、日米通算507本塁打したスラッガーとしての手本とならなければならない。「自分のを見せて、“何だアイツ”と言われるのも恥ずかしい。打つんだったら、こっそりちゃんと万全の準備をしてからやりたいと思います」とした。極秘にバットを振って調整する考えだ。

 背番号55のユニホームは用意されている。選手や現スタッフへの配慮もあり、目立つ行為を控えている松井コーチはユニホーム着用を否定しているが、原監督、そして球団から要請があった場合は着用する可能性はゼロではない。気になる天候は、第2クール初日の6日から8日までは雨予報となっている。巨人最終年となった02年以来のゴジラの快音は聞かれるのか。

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2014年2月6日のニュース