IOC会長 20年の野球、ソフト復活へ“7年ルール”改正に意欲

[ 2014年2月5日 07:16 ]

3日、ソチで記者会見するIOCのバッハ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は3日(日本時間4日)、ソチで会見し、2020年東京五輪での野球、ソフトボール復活の可能性に言及した。

 復活への障害となる「実施競技を7年前までに決める」と定めた五輪憲章について「私は変えたい。IOCや国際競技連盟、組織委員会が同意し、準備に支障が出なければ、7年ルールが適用される必要はない」と踏み込んだ発言を行った。

 これを受け、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のポーター共同会長は「ドアはまだ開かれている。活発な議論になるだろう」とコメント。プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「一つの光が差してきたという状況になりつつある。野球全体の普及、ファンのためにも復帰したい。出来得る範囲で協力していきたい」と話した。

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2014年2月5日のニュース